Blog-8 多様性の観点の大切さ

令和の時代が始まって、10連休・・・皆さんどのようにお過ごしになられましたか?
家でまったり、ゆっくり?旅行でしょうか?スポーツ?ショッピング?あるいは、ずっと気になっていた箇所の補修とかDIYされた方も多いのではないですか?何をするのにも良い季節ですよね。
それとは、ちょっと違った考えの人もいます。この10連休、そして、お盆、正月など世間でいう長期休暇こそゆっくり仕事しようと言う友人がいます。世間が休んでいるおかげで連絡がこないから、連絡に振り回されずに、やりかけてそのままになっているような大切な仕事に取り組むことができるからとのことです。だから、10連休は、開いている図書館に行ったり、ゆっくりしても許されるスタバみたいな場所に通っていたみたいです。まっ、人それぞれです。でも、お子さんがいらっしゃるお父さん、お母さんにとっては、もちろん「自分のしたい」ってことを優先するのは難しいですけどね。
ただ、こんな時期、決まりきったことを自分の思いや考えに沿って、こんなこともある、こんな風にできる、こんなことをしたらどうなるって、自分で試してみることっていいですよね。

何故こんな話をするかというと、決まりきった事に対して、こんな経験があるからなのです。当社のように繊維生地にワッシャー加工を施す作業を生業にしていると、加工後の繊維生地がどんな風にデザインされ、どんな商品になっていくのかわからない場合があるんです。こんな風合いを出してほしいとの要求から、それに集中して加工します。そして、時々加工しながらも、いったいどんな商品になっていくのかって想像しながらも、「これはいったい何に使う?」ってこともあります。
ところが、ある日、インテリアの雑誌を読んでいる時、「あれっ?」って感じたことがあったのです。それは、ワッシャー加工されたカーテンだったのです。そのカーテンは、自分が想像するきっちっとした縦折り目が入り、外からの光はしっかり遮断といったものではなく、シワの雰囲気から外からの日光を包み込み、部屋に導きいれる雰囲気を醸し出していたのです。とても、柔らかい優しく、ワッシャー加工された繊維生地の良さをさりげなく使っていたのです。
ついつい繊維生地にワッシャー加工を施す作業をしていると、ニットかな?カーデガンかな?と服飾関係にばかり想像がいってしまいます。でも、「なるほどカーテンか!」って、ワッシャー加工をした繊維生地へのちょっと違った観点が、ぱっと花咲いたような気分だったのです。
確かに、ワッシャー加工を施すと、繊維生地は通常の生地よりもナチュラルな質感で、柔らかな風合いになります。だから、インテリアファブリック、特にカーテンに用いると気軽にガラリと部屋の雰囲気を変えることができます。
しかも、カーテンの場合、防水・撥水機能の付いたワッシャー布生地を選べば、雨の吹込みや、結露などで水滴がカーテンにつくことがあっても、汚れにくいことや、花粉などのアレルギー物質が付きにくいので安心して使うこともできるのです。
当社は、ワッシャー加工についての1から10までのノウハウ、技術を持っています。しかし、それが決まりきったことなので、こんなこともある、こんな風にできる、こんなことをしたらどうなるっていう観点が抜けてしまうこともあります。
それは、決まりきったことに、いろいろな多様性の観点をもって、見直してみるってことが大切なんだと思う瞬間でもあります。
長い連休をそれぞれ違った過ごし方があるように、昔から決まった方法、慣習に対して違った観点をもって挑戦してみるってことが大切なのです。
同時に当社は、ワッシャー加工に対してデザイナーさんやアパレルさんに色々な観点を持ち込んでもらえることを期待しています。そして、繊維生地のシワや風合いに対する希望や悩み、何でもその声を聞かせてほしいと思っています。

 

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